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歴史・科学の見かた


歴史・科学の見かた

最新の考古学における新たな発見によって、世界史は今、塗り替えられつつある。

私たちが科学的情報を学ぶときに、気をつけなければならないことがある。
それは、新たな真実が発見された際に現れる、「つじつま合わせ」という科学者の闇である。
彼らは新しい発見そのものよりも、それが従来の歴史の流れと“つじつまが合うかどうか”を重視するのだ。
自分たちが描いているジグソーパズルに合わないピースは、はじき飛ばされてしまう。

歴史も科学も、私たちが理解しているのは、あくまで“現在の進捗状況の中でのこと”に過ぎない、ということを理解しておくべきである。

日本の文明は、いわゆる「世界四大文明」よりも古く、そして高度であったことが、近年明らかになりつつある。
それにもかかわらず、私たちは「古代人は毛皮をまとい、現代人はアルマーニのスーツを着ている」というような、時代による発展を一方向にしか捉えられない思い込みに囚われている。


滅びた世界文明

まるで都市伝説のように語られる、発達した文明の遺跡が世界各地で発見されている。
だが、それらもまた「つじつま」が合わないという理由で、まともに扱われることはなく、都市伝説の枠に押し込められてしまう。

ここで確認しておきたいことがある。
私たちは「偉大な発明」によって文明は発展し、現代こそがその最高峰にあると信じている。
だが、本当にそうなのだろうか?

そもそも、人類は“創造”したわけではない。
自然界にすでに存在していたものを、“発見”したに過ぎない。
そして、その発見されたものを組み合わせたり、実験したりして、新しいものとして再構成してきただけなのだ。
この条件は、古代も現代も変わらない。

水力、火力、重力などのエネルギーは古代から存在していたし、木材、石炭、石油、そして電気もまた、いつの時代にも自然界にあった。
原子力すらも例外ではない。ただし、それを利用した痕跡は、今のところ発見されていない。

エネルギーの発見というのは、基本的には偶然によるものである。
だから、その発見や利用の順序は、時代ごとに一定ではない。
したがって、「古代の科学は現代よりも遅れていた」とするのは、正しくないかもしれない。

世の中には、世界中で“理解不能”とされる発見が多数存在している。
それらを無理に「つじつま」で理解しようとしても、どうしても限界があるのだ。


日本は4億年前に発展?

遺跡の発見から読み取れることは、日本各地において、4億年前に人類が暮らし、共同組織をつくり、生産活動を行っていた可能性があるということだ。
人類や文明の発祥に関する世界の通説もまた、「つじつま合わせ」に過ぎないのかもしれない。

日本原人の存在の可能性は、決して低くはない。


歴史にはたくさんの「起源説」がある

たとえば――
ある日、あなたがご近所さんにリンゴをプレゼントしたとする。
その後、ある事件が起きる。

警察官は言う。「お隣にも同じリンゴがあった。だから、あなたはお隣から盗んだのではないか」と。

そして、「リンゴの起源はお隣だった」という話になる――。

このように、歴史の事実というのは、“都合”と“つじつま”によって歪められる可能性がある。

だからこそ、歴史を学ぶときには、こうした視点を忘れてはならない。

  • 日本人の起源説
  • 稲作の起源説
  • 文字の起源説
  • 音楽の起源説

世界には、数えきれないほどの「起源説」が存在している。
そして最近では、科学の「つじつま」合わせだけでなく、政治的な「つじつま」によって歴史が書き換えられている可能性すらある。


必要に応じて、この文章を「語り口調」に寄せたり、「YouTube用ナレーション」風に再構成することもできます。
ご希望があれば、いつでもお申し付けください。

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