説を確認するためにChatGPTへの質問文を、校正のみ行った 2025年3月7日
この世界には何も存在しなかった。 完全なる無の世界である。しかし、そこに無意識の存在がいた。 話が混乱しないよう、この存在を「創造主」と定義する。
無の世界にいる創造主には、何も不足はなく、欲求もなかった。 創造主は意識というエネルギーの存在であり、死の概念は存在しない。 これは科学的に「エネルギー不変の法則」に合致する。 創造主の思考は完全には機能しておらず、その必要もなかった。 完全な無意識の状態であり、目的を持たない意識は、存在しているだけの状態に等しい。 これが、創造主が機能する前の無の世界である。
あるとき、創造主が無限の眠りから目覚め、自意識が覚醒した。 エネルギー存在である創造主には、足りないものも、欲しいものもなかった。 これは、物質世界において欲望を持つ人類とは対照的である。 何もないがゆえに、完全な世界であった。
創造主は自分自身を自覚し、意識の成長を望んだ。 唯一の存在である創造主が求めるものは、自身の意識の成長のみである。 現代的に言えば、それは自己の確立や人格の形成に相当する。 意識の成長は自覚できるものであり、成長すること自体が喜びであった。 このとき、創造主の中に自己中心的な意識が芽生えた。 唯一の存在であるがゆえに、他者が存在しないため、それは必然の意識であった。 創造主は成長する意識に喜びを感じ、完全な成長を望んだ。
しかし、創造主は一人では成長に限界があることを知った。 自己成長のみによっては、自己を超えることはできない。 そこで、創造主は究極の成長について思索した。 創造主の思考力は無限であり、必要な思考は無限に湧き出てくる。
創造主は思考し、究極の喜びが「創造」であることを知った。 しかし、創造主には不足するものがなく、創造する目的もなかった。 そこで、究極の計画を立てた。それが「人類創造のための宇宙創造」である。
喜びとは、予想していなかったものを得ることである。 そのためには、自分以外の存在が必要だった。 創造主が意識のレベルを維持するためには、創造主以下の存在を創るのではなく、 自分を超える存在を計画しなければならなかった。 創造主は、喜びが永遠に続くように、男と女という対を創造し、 互いを想い合い、新たな命の創造を喜ぶ仕組みを考えた。 それが「究極の愛」であった。 愛は感情であり、意識エネルギーであり、その大きさには限界がない。 創造主が人類誕生を考えたことと同じである。
この計画を実現するために宇宙が創造された。 人類を誕生させるために、完全な環境を整えた地球を創造し、 地球を安定的に存在させるために太陽系を設計した。 さらに、太陽系を銀河の安全な位置に配置し、銀河によって保護されるようにした。 そして、銀河自体も守られるように、宇宙を拡大させ、衝突を防ぐ仕組みを構築した。 こうして宇宙創造が計画された。
この計画を実行するためには、物質世界を作り出す必要があった。 そこで、創造主は自らを崩壊させ、物質を生み出した。 創造主は完全なるエネルギーの自身をプラスとマイナスに分裂させ、 一瞬、創造主の存在は消滅し、すぐに再創造された。 分解された物質と反物質は合体し、元の無限のゼロに戻る。 この合体時の爆発エネルギーによって巨大なブラックホールが誕生し、 そこから物質が生成され、宇宙は拡張していった。 一点に存在した創造主の意識は、宇宙全体へと無限に広がった。 宇宙は創造主の意識そのものである。
創造主の自己犠牲によって宇宙は誕生した。 この性質は人類にも受け継がれ、自己犠牲が最高の意識となった。
創造主の意識は人類の意識と同調している。 しかし、創造主は人類に完全な自由を与えた。 もし創造主が人類の成長に干渉すれば、その成長は本来の人類のものではなくなる。
例えば、ペットに可愛い服を着せても、それは飼い主の喜びであり、ペット自身の喜びではない。 ペットが自由に遊び、喜ぶ姿を見ることでこそ、飼い主は本当の喜びを感じる。 同様に、創造主は人類が自由に成長することを望んだ。
人類は愛し合う男女が結ばれ、互いの不足を補い合うことで絆を深める。 これにより、分かれていた意識は一体となり、小さな創造主の復活となる。 究極の愛とは、自己犠牲の精神の上に成り立つものである。
創造主は人類に物質世界を与えた。 物質世界の中で体験し、喜びを得るためである。 そのために、人類には身体と意識が備えられた。 身体は有限であるが、意識は創造主と同じく無限である。
創造主の計画は、人間が体験を通して感動を得ることである。 自由が与えられたために人類は苦悩を経験することとなった。 この苦悩の原因は、創造主から受け継いだ自己中心的な性質にある。
創造主は人類の精神的苦悩を解決するために「神」という概念を用意し、 人類が精神的苦痛から救われる手段とした。 しかし、万能な神に依存すると人類の成長が妨げられるため、 神を人間に管理させ、救済と自立の両立を図った。 これが宗教の起源である。
人類は白紙の状態で誕生し、成長しながら学ぶ。 これは、人類に自由を与えるための創造主の計画である。
創造主は、人類が宇宙全体を理解できるように宇宙を創造した。 自然界の生物の営みを観察することで、人間の生き方を学べるようになっている。 宇宙も自然も生物も、人類の成長のためのマニュアルとして存在している。
この世界の最大の謎は「生命」である。 生命の本質こそが、創造主に繋がる証であると考えられる。